【豆知識】プラスネジとマイナスネジの関係は人間も見習うべき関係という話
みなさんこんばんは!
突然ですが、ネジって使ったことありますか?
使ったことがある方が多いと思いますが、ネジにはプラスネジとマイナスネジがありますよね?
またそれはドライバーも一緒。
プラスドライバーとマイナスドライバーが常備してある家庭も多いでしょう。
でもこれ正直どっちか一つでよくね?って思ったことないですか?
なので今回はちょっとニッチな内容ではありますが、プラスネジとマイナスネジについて書いていこうと思います。
今の主流はプラスネジ
実はマイナスネジって今はそんなにたくさんの場所で使われていなくて、ホームセンターなどでも売ってないところがあるらしいんです。
みなさんの周りのものをじーっくりと見てください。プラスネジが多くないですか?
僕が今座っている椅子、作業台の机、横に置いてあったテレビのリモコン、全部なぜかプラスネジです。
どうにもプラスネジの方が作業の効率化が測れるんだとか。
現代では多くの作業は機械が行います。ネジ回しも例外ではありません。
で、その機械にネジを回させるときに、十字の穴が彫ってあって中心部分を捉えるのが簡単なプラスネジの方が大量生産などの時に効率が上がるんです。
確かに手作業でネジを回す時もプラスネジ+プラスドライバーの方がすぐに中心部分を捉えやすいですもんね。
また、プラスネジはネジに対してまっすぐにドライバーを当てなくても力が込められるという利点も持っています。
多少斜めからでも中心さえ抑えれていればグイグイ回せますもんね!
と、なってくると気になるのがマイナスネジの存在意義です。
意外と知られていないマイナスネジの利点
僕もこれは最近知ったのですが、プラスネジよりマイナスネジの方が先に登場したらしいんです。同時に登場したわけではありません。
しかもプラスネジが開発されたのは20世紀になってから!
昔の技術ではマイナスネジしか作れなかったんだとか。
しかし今や、主流の座をプラスネジに譲ってしまったマイナスネジ。
なぜ今でも存在し共存しているのでしょうか?
それは、プラスネジにも欠点があるからなんです。
その弱点とは、ゴミや水に弱いということ。
プラスネジの中心にゴミが入ってしまうとなかなか取り出すことができません。
また、水が入ってしまうと、中心部に溜まった水がうまく取り出せず、錆つきやすくなてしまいます。
こうなってくると、回すに回せない状態になる可能性もあるんですね。
また、プラスネジはちゃんと大きさの合ったドライバーを使わないと、ネジの穴が潰れてしまうこともあります。
これ、僕はよく経験しました。潰れちゃうとどれだけ力を加えながら回してもツルっと滑ってしまい全然回せなくなってしまいます。経験のある方も多いのでは??
これに比べてマイナスネジは、穴が水平に空いていますので、
ゴミや水が溜まったとしてもマイナスドライバーを一方方向に押し出すこと簡単に取り除くことができます。ネジ穴が潰れることもよほど変な力を加えない限りはありません。やるじゃんマイナスネジ。
ですので、マイナスネジは、汚れやすい場所や水気の多い場所でよく使われます。
また、ネジの上から塗装を塗る場合では、修理などでネジを外す際に、簡単に塗料を取り除くことができとても便利です。
だから主流の座をプラスネジに譲った今でも、プラスネジにできない部分を補うべく、共存し続けているんです^^
人間もお互いに足りない部分を補っていくことが大事ですよ!
ネジについてのまとめ
- 現在の主流はプラスネジ。作業性効率アップのために多くの場面で利用されている。
- プラスネジはゴミや水に弱い、潰れやすいという弱点も持つ
- それを補う役としてマイナスネジの存在も必要である。
- 人間もお互いに認め合い、足りないところを補っていくことでより良い関係が生まれると筆者は考える(ここ重要)
ちょっとカッコつけちゃいました^^
たまにはいいでしょう?
それではまた^^